基本情報
名  称 : 財団法人 インペックス教育交流財団
所轄官庁 : 文部科学省
設立年月日 : 1981年3月26日
事務所住所 : 東京都港区赤坂5-3-1(赤坂Bizタワー34階)
基本財産 : 8億6174万円(平成23年8月1日現在)
理 事 長 : 黒田 直樹

 当財団は、1981年3月26日に国際石油開発帝石株式会社(略称:INPEX=インペックス;当初のインドネシア石油株式会社より平成13年9月、国際石油開発株式会社へ、その後平成20年10月に現社名へ変更)によって、インドネシア共和国と日本との教育・学術の発展および相互交流を図り、両国間の理解と友好・親善に寄与することを目的として、基本財産5億円で設立されました。
 当財団の主な活動は、インドネシア共和国の主要大学の自然科学系学部を卒業した若者で日本の一流大学の修士課程で更なる勉学を積もうとする意欲ある優秀な者を奨学生として日本に招き、修了後その知識と経験をもって母国の産業・科学の発展のために活躍することを期待し、同時に日本の若手研究者のインドネシアでの留学や研究を援助するという相互国際文化交流事業を行うことであり、現在の基本財産は8億6174万円に拡充しています。

奨学生募集の概要
平成24年度の奨学生募集の概要は、次のとおりです。詳細は募集要項をご覧ください。
1. インドネシア人奨学生
  応募資格 : インドネシア共和国国籍を有し、インドネシアの主要大学自然科学系学部を優秀な成績(GPA3.0以上)で卒業、インドネシアに居住し、日本の自然科学系大学院修士課程での勉学を志望する年齢30歳未満の者
  採用人員 : 3名以内
  奨学金 : 1)学費全額負担
      2)生活費月額16万円(通学定期券代を別途支給)
      3)ジャカルタ・東京間往復旅費
  支給期間 : 2年8ヶ月以内

2. 日本人奨学生
  応募資格 : 日本国国籍を有し、我が国の大学学部卒業又はそれと同等以上の学力を有すると認められる者で、インドネシアの文化、芸術、社会科学または自然科学等の勉学又は研究を続けている年齢35歳未満の者
  採用人員 : 2名以内
  奨学金 : 1)月額8万円
      2)ジャカルタ・東京間往復旅費
  支給期間 : 2年以内

奨学生の採用実績
2011年度(第30期、入学手続き中)までの奨学生採用者等は次のとおりです。
1. インドネシア人奨学生
1)年度別採用者数
1982年度 (第1期) 2名
1983年度 (第2期) 4名
1984年度 (第3期) 4名
1985年度 (第4期) 3名
1986年度 (第5期) 3名
1987年度 (第6期) 8名
1988年度 (第7期) 5名
1989年度 (第8期) 6名
1990年度 (第9期) 4名
1991年度 (第10期) 5名
1992年度 (第11期) 6名
1993年度 (第12期) 5名
1994年度 (第13期) 3名
1995年度 (第14期) 3名
1996年度 (第15期) 4名
1997年度 (第16期) 3名
1998年度 (第17期) 3名
1999年度 (第18期) 4名
2000年度 (第19期) 4名
2001年度 (第20期) 4名
2002年度 (第21期) 2名
2003年度 (第22期) 2名
2004年度 (第23期) 2名
2005年度 (第24期) 1名
2006年度 (第25期) 3名
2007年度 (第26期) 3名
2008年度 (第27期) 5名
2009年度 (第28期) 3名
2010年度 (第29期) 3名
2011年度 (第30期) 3名
合計 110名
2)専攻分野別 (110名)
 
イ. 理学・工学系 (75名)
電気工学 21名
化学・応用化学 23名
地球物理学・地質工学 11名
機械工学 6名
金属工学 5名
その他 9名
ロ. 農学系 (21名)
農芸化学 11名
植物病理・遺伝学 5名
その他 5名
ハ. 薬学系、看護系 (10名)
薬学・看護 10名
ニ. 受験失敗など (4名)
3)留学先大学別 (110名)
 
早稲田大学 30名
慶応義塾大学 27名
東京農業大学 19名
星薬科大学

9名

東京工業大学 4名
北海道大学 3名
千葉大学 4名
岡山大学 2名
京都大学 2名
九州大学 1名
その他 9名
4)出身大学 (110名)
 
バンドン工科大学 32名
ガジャマダ大学 25名
インドネシア大学 13名
パジャジャラン大学 10名
ボゴール農科大学 8名
アイルランガ大学

7名

ブラウイジャヤ大学 4名
ディポネゴロ大学 4名
その他 7名
5)卒業後の進路
 殆どが、新たに奨学金を得て博士課程に進学すること希望します。また、奨学生は、公務員(国立研究所、国営企業・省庁の研究員)及び国立大学の講師出身が多く、留学中は休職となっているので、帰国後に復職します。

2. 日本人奨学生
 日本の大学の修士課程、博士課程に在籍し、論文作成のために現地での研究、調査を行う者が殆どです。滞在中は、インドネシアの大学・研究所に受け入れて貰い、そこをベースにして研究、調査を行うことが多い。
1)年度別採用者数
1982年度 (第1期) 2名
1983年度 (第2期) 1名
1984年度 (第3期) 2名
1985年度 (第4期) 2名
1986年度 (第5期) なし
(インドネシア政府の調査許可が下りず2名の内定取消)
1987年度 (第6期) 3名
1988年度 (第7期) なし
(インドネシア政府の調査許可発給停止状態、募集中止)
1989年度 (第8期) 1名
1990年度 (第9期) 2名
1991年度 (第10期) 3名
1992年度 (第11期) 1名
1993年度 (第12期) 3名
1994年度 (第13期) 1名
1995年度 (第14期) 1名
1996年度 (第15期) 1名
1997年度 (第16期) 1名
1998年度 (第17期) 1名
1999年度 (第18期) 1名
2000年度 (第19期) 1名
2001年度 (第20期) 1名
2002年度 (第21期) 1名
2003年度 (第22期) 1名
2004年度 (第23期) 1名
2005年度 (第24期) 1名
2006年度 (第25期) 2名
2007年度 (第26期) 1名
2008年度 (第27期) 2名
2009年度 (第28期) 2名
2010年度 (第29期) 2名
2011年度 (第30期) 2名
合計 43名
2)研究分野別 (43名)
 インドネシア共和国内での調査・研究活動には、多くの場合、インドネシア調査・技術庁(RISTEK)の調査許可取得を要します。インドネシア音楽・ダンスの芸術分野も多く、どの分野にも女性の応募者が多いのも特徴の一つです。
 
文化人類学 11名
社会学・社会人類学 9名
生物学・昆虫学・動物学 6名
音楽・民族芸能 8名
建築学 4名
その他 5名

当財団の特色
1. 当財団の特色

 外国人留学生への奨学団体は多数ありますが、その殆どは、既に来日して大学・大学院に在籍している留学生を対象としています。これに対し当財団は、海外にいる希望者に対して直接応募をかけ、選考、採用しています。対象国はインドネシアだけです。募集活動はインドネシアの政府関係筋、主要国立大学へ直接赴いて、募集・取り纏め等を依頼し、併せて広報活動を行っています。
 奨学生としての採用後は、当財団は奨学生に対し直ちに日本語学習を開始するよう奨励し、また希望大学院への入学願いや各種届けの代行申請並びに在留資格認定証明の代理申請を行い、更に日本語学校への入学、宿舎の確保等の諸手続きにおいても全面的な支援を行っています。財団は、奨学生の修士試験合格の後も、修士学位取得にいたるまでこの支援を続けています。支給する奨学金は、往復旅費のほか、日本語学校の学費を含め大学院(研究生、修士課程)の入学金及び授業料等学費の全額並びに毎月の生活費などです。
 希望大学院については、日本語のハンディキャップもあって、日本語による出題、解答の成績をもって合否判定基準とする国立大学への進学は困難で、少数に留まっていましたが、最近では国立大学においても修士課程への入学試験での日本語のウェートを下げ、積極的に海外から留学生を入れようとする方針が見られます。
 日本人への奨学支援については、日本の奨学団体の殆どが欧米への留学生を対象としていますが、留学先としてインドネシア国だけを対象に毎年続けて派遣しているのは当財団だけです。


2. 奨学生採用数など

 当財団は、採用数について、近年はインドネシア人奨学生を毎年3名以内、日本人奨学生を毎年2名以内と厳選して採用しています。平成20年は日本インドネシア友好50周年記念の年に当たったため、当財団では平成20年度の奨学生採用数については、新規増員分に係る寄付金を得てインドネシア人を2名及び日本人を1名増員して採用いたしました。
 なお、当財団は平成20年12月1日に施行された「整備法」の適用をうける特例民法法人(公益法人)であり、利息収入にかかわる税金は全て免除されています(平成23年8月1日現在)。

以  上



財団法人インペックス教育交流財団名簿
理  事
理 事 長 黒田 直樹 国際石油開発帝石(株)代表取締役会長 非常勤
常務 理事 田中  渡 国際石油開発帝石(株)取締役常務執行役員 常勤
理   事 木下 俊彦 早稲田大学産業経営研究所特別研究員 非常勤
理   事
(選考委員)
成田誠之助 早稲田大学名誉教授 非常勤
理   事
(選考委員)
前川 昭男 東京農業大学名誉教授 非常勤
理   事
(選考委員)
前田 昌信 慶応義塾大学名誉教授 非常勤

監  事
監   事 花岡 宗助 元通商産業省貿易局長 非常勤
監   事 徳永 忠昭 元九州鉱山保安監督局長 非常勤

評 議 員
評 議 員 在原 典男 早稲田大学名誉教授  
評 議 員 石田 寛人
   (ひろと)
金沢学院大学学長  
評 議 員 佐瀬 信治
   (のぶはる)
国際石油開発帝石(株)執行役員
原油営業ユニット ジェネラル・マネージャー
 
評 議 員 塚本  弘 一般財団法人 貿易研修センター理事長  
評 議 員 柘植 秀樹 慶応義塾大学名誉教授  
評 議 員
(選考委員)
中村  寛 国際石油開発帝石(株)
人事ユニット ジェネラル・マネージャー
 
評 議 員 村井 吉敬
   (よしのり)
早稲田大学教授  
評 議 員 若林  元
   (はじむ)
日本女子大学常務理事  


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